夏場のダイエットに取り組む人にぜひ読んで欲しい1冊が『医者が教えるダイエット 最強の教科書』だ。発売直後から売り切れが続出し、全国で大きな話題を呼んでいる。著者は、生活習慣病の専門医・牧田善二氏。最新の医学に基づき、最も効果的なダイエット法を解説した本書から、特別に一部を抜粋して紹介する。
水をたくさん飲むと、太りにくくなる
水を飲むことは、健康維持にとても大きな意味を持っています。
前述したように、私は夕食時に白ワインを飲みますが、そのとき、一緒に水もたくさん飲みます。
それによって血中アルコール濃度が下がり、悪酔いしないで済むからです。
同様に、水を飲めば血液中のブドウ糖濃度が薄まり血糖値が下がります。
血糖値の上昇が太る原因なので、水を飲むことはやせる方向に働きます。
よく、糖尿病の患者さんが喉の渇きを訴えますが、あれは血糖値が高くなっているのを抑えようとする体の自然な欲求なのです。
1日2リットル以上の水を飲む
ほかにも、水にはたくさんの働きがあります。
たとえば、老廃物の処理。私たちの体の細胞や筋肉は絶えずつくり換えられていて、そのときに、たくさんの老廃物が発生します。
それら老廃物は溜め込まず、早く尿から排出することが望まれます。
尿をつくるために水が必要なのはもちろんのこと、水分が足りなければ老廃物を尿にろ過する腎臓にも負担がかかります。
また、水分不足は便秘も引き起こします。
汗をたくさんかく夏場はもちろんのこと、冬であっても水は意識的に飲みましょう。
1日に3リットル以上摂ることが推奨されていますが、食事に含まれる水分を考え、2リットル以上を目安にするといいでしょう。
スポーツドリンクを避けた方がいい理由
無糖のお茶やコーヒーは糖質過剰にはならないものの、カフェインも入っています。あまり大量に摂れば健康を害しますから、ミネラルウォーターが一番です。
ちなみに、スポーツドリンクや経口補水液には注意が必要です。
猛暑の季節の必需品であるかのように誤解している人がいますが、がぶがぶ飲めば糖分も塩分を過剰摂取してしまいます。
糖質が多く含まれるドリンクを飲むと、血糖値が急上昇して太る原因になり、糖尿病にもかかりやすくなります。
アスリートでもない限り、水分補給はミネラルウォーターで十分です。
(本稿は書籍『医者が教えるダイエット 最強の教科書──20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方』から一部を抜粋・編集して掲載しています)
「スポーツドリンクの飲み過ぎは要注意」医者が警鐘 - ダイヤモンド・オンライン
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