機能性関与成分は茶カテキン540mg。消費者庁への届出表示は、「本品は茶カテキンを含みます。茶カテキンには、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。内臓脂肪が気になる方に適しています。」
中味は、トロピカルフレーバーとカテキンが織りなす新感覚の味わいで、クエン酸の酸味とカテキンの渋みですっきりした後キレにより、飲みやすさにもこだわったという。
ダイドードリンコによれば、コロナ禍となり、働く男性の自分自身の健康に責任を持つセルフメディケーション意識が、これまでになく高まっているという。テレワークする人の6割が“コロナ太りをした”と捉えていることも意識が高まっている要因となったようだ。
その中でエナジードリンクは、働く男性の気分転換や仕事のスイッチオンに最適な飲料の一つとして支持され、2020年の市場で約2割増えている一方、カロリーが高そうといった不満の多いことが課題だった。このような「元気づける」「健康に留意する」の両輪に応える商品が市場に存在していなかったことから、今回の新製品の開発に至ったという。ダイドードリンコは、機能性関与成分として「茶カテキン」に着目し、豊富な研究データに基づく知見を持つ花王の素材(茶カテキン)を活用することにしたという。
ダイドードリンコ執行役員の中井章人マーケティング部長は9月2日の発表会で、「今回の協業は、花王社が豊富な研究データと知見を持たれていることもあるが、企業理念が当社の理念、ビジョンなどと共感できるものであったことが大きい。新製品を多くの人に試していただきたい」と話した。
花王は、同社独自のポリフェノール素材「茶カテキン」「コーヒー豆由来クロロゲン酸類」の販売、および機能性表示食品届け出などのサポートをスタートしたと発表。第1弾として「ルナフェノンT-100」(茶カテキン)を、ダイドードリンコが今回の新製品に採用した格好だ。
花王執行役員ケミカル事業部門統括の片寄雅弘氏は、「これからケミカル事業でポリフェノール素材と機能性表示食品の届出業務サポートや製品開発サポートを行っていく。さまざまな機能性表示食品の開発初期から製品化まで、幅広くお手伝していきたい」とした。
また、新製品の「The BURNING」については、ダイドードリンコ社の食品専業メーカーとしての商品企画力・市場開拓力と、花王の独自のおいしさ・健康機能を両立した茶カテキン素材といった、両社の強みと生活者の健康を願う想いから誕生したとする。
エナジードリンクは、「モンスター」と「レッドブル」が強いブランドだ。「The BURNING」は、2強に対抗する位置づけではなく、30-40代の男性ユーザーを中心に独自価値を提供する考えだ。
業界初、機能性表示食品のエナジードリンク「The BURNING」発売、ダイドー×ヘルシアから - 食品産業新聞社
Read More
No comments:
Post a Comment