次のシーズンも、フランク・ランパードが率いるブルーズで好調を維持したクリステンセン。センターバックのポジション争いが激しい中、ランパード監督のもとで長い間プレーを続けた。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで、1試合を除いてすべての試合に出場し、クル・ズマ、そしてフィカヨ・トモリとコンビを組んだ。
脚の付け根を痛めたことにより、戦線離脱を余儀なくされたが、1月に入り、リュディガーとコンビを組み、センターバックとしてプレーするようになった。このコンビは、コロナウイルスの流行によりスポーツイベントが中断された後、リーグ再開時もレギュラーの座を維持し、クリステンセンはリーグ・カップ戦合わせて合計28試合に出場し、このシーズンを終えた。
昨季は、トーマス・トゥヘル監督就任3試合目にチアゴ・シウバが負傷するまで、あまり出場機会に恵まれなかったが、トッテナムを抑えて1-0の勝利を収めた後、クリステンセンは次のリーグ戦13試合のうち11試合に先発し、9試合でクリーンシートを達成している。特にマンチェスター・ユナイテッド戦では77本のパスをすべて通し、アンフィールドでは試合最多の9回のクリアを記録するなど、傑出したパフォーマンスを見せた。
チャンピオンズリーグでも、アトレティコ・マドリードとポルトを抑え、レアル・マドリードには準決勝の両レグでほとんどチャンスを与えず、模範的な働きをした。しかし、シーズンも残りわずかというときに、マンチェスター・シティとの対戦で腱を痛めてしまう。
そのため、クリステンセンはFAカップ決勝を欠場したが、リーグ最終戦とシーズンフィナーレとなったポルトでのチャンピオンズリーグ決勝戦ではベンチ入りした。マンC戦では、トゥヘル監督のもとでの初出場と同様、前半に負傷したチアゴ・シウバに代わって投入された。その直後にハフェルツのゴールでリードを奪うと、クリステンセンは後半、そのアドバンテージを守るために相手の攻撃を凌ぎチームの勝利にに貢献した。そして、UEFAユースリーグ、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグを制覇した最初の選手となったのである。
そして、137試合目の出場となったホームでのマルメ戦では、4-0で勝利し、ゴールも決めた。その2ヶ月後、FAカップ1回戦でチェスターフィールドを5-1で破った試合では、シーズン2点目を決めた。
クリステンセン、ドリンクウォーター、ムソンダ、クラーク=ソルターがチェルシー退団へ | 公式サイト | チェルシーフットボールクラブ - Chelsea FC
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