「贅沢な飲む和栗モンブラン」「ぷるっシュ!! ゼリー×スパークリング」など一筋縄ではいかないドリンクが多く、ツイッターで度々話題になる飲料メーカーの「ダイドードリンコ」(本社:大阪市北区)。先日も「『悪口に聞こえたら申し訳ないんだけど、ダイドーの自販機の飲み物好きそうだよね』と言われて、ぐうの音も出なかった」というツイートが8.2万件のいいねが付くなど注目を集めていた。
リプ欄には「これは耳が痛い」「悪口の質が高すぎる」と同意する一方で、「えぇっ!ダイドー最高なんですけど!?」「ダイドーの自販機よりワクワクして、なおかつ安定感のある自販機がこの世にあるのか?」とファンが集結し、「ヨービック」「シークヮーサーソーダ」「クリスタルスカッシュレモン」など同社のお気に入り商品をあげていく事態に。
度々「パンチが効いている」「ほかとはどこか違う」という評価を受けていることについて、同社の広報担当者は「お客さまから『親しみやすい』と感じていただいていることは大変光栄です」と喜ぶ。
SNSでの反響や問い合わせは商品開発にも繋がっているといい、たとえば2018年に販売終了した「さらっとしぼったオレンジ」は、再発売を求める声がSNSを中心に数多く寄せられ、「我々が思うよりも多くの方に愛されている商品なのだ」と気づき、2019年の春に復活したという。
■ お米入り!? 新商品の「参鶏湯風スープ」
そんな同社から9月20日に発売されたのが、これまたユニークな「参鶏湯風スープ」(希望小売価格:115円)だ。缶入り飲料といえばコーンスープが定番だが、この「参鶏湯風スープ」にはなんとお米が入っており、業界初の「コメ入り缶スープ」になるとか(同社調べ)。
化粧品・健康食品の製造・販売をおこなう「ファンケル」と協業し、「ファンケル発芽米」を使用。インパクトのある商品名に反して、1本あたりたった26カロリー! 食物繊維やGABAも摂取できるという優れものだ。
コロナ禍の影響で運動不足や外出機会が減り「健康志向」を求める声が高くなったことから開発された同商品。 広報担当は「これからもお客様のニーズを捉えた『こころとからだに、おいしいもの』を提供していきたい」と話す。9月20日には全国の自販機にも並び始めているので、気になる人は街の自販機を覗いてみてはいかがだろうか。
取材・文/つちだ四郎
変わり種ドリンク揃いでファン多数の「ダイドー」、新作は参鶏湯!? » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社)
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