チェルシー退団を発表したダニー・ドリンクウォーター [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するイングランド人MFダニー・ドリンクウォーターが自身のSNSを通じて同クラブから退団することを発表した。
現在32歳のドリンクウォーターはマンチェスター・Uのアカデミー出身。2011年に完全移籍したレスターで主力として活躍すると、2015-16シーズンにはFW岡崎慎司(現カルタヘナ)らとともに“奇跡の”リーグ優勝を成し遂げた。
2017年8月に3500万ポンド(約56億円)の移籍金でチェルシーに加入したが、公式戦出場は23試合にとどまり、2019年8月からレンタル移籍を繰り返している。バーンリー、アストン・ヴィラ、カスムパシャ(トルコ1部)でのプレーを経て、昨年8月からはチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングへレンタル移籍し、公式戦34試合の出場で1ゴール1アシストを記録した。
チェルシーとの現行契約が2022年6月30日までとなっていることから、今夏に契約満了を迎えるドリンクウォーターは26日に自身の公式インスタグラムを更新。「チェルシーでの僕の時間は終わりを迎える。実際これを書いていることを本当に奇妙に思っている」と同クラブを離れることを表明した。
また、レンタル移籍先ではナイトクラブで泥酔して騒動を起こしたり、同僚と激しい口論になり頭突きをしたことが報じられるなど、何度か問題行動を起こしていたドリンクウォーターはサポーターへの謝罪もつづった。
「僕、クラブ、そしてファンたちはこの結果に非常に失望していると思うし、そのことに疑いはない。負傷や自分の処遇、僕が犯した間違い、ピッチ上での問題、試合時間の不足など言い訳のリストは無限に出てくるが、起きたことを変えることはできない」
「この5年間のポジティブなところを見ていきたいと思う。素晴らしい選手たちとプレーし、素晴らしい監督たちに指導され、素晴らしいスタッフたちと働き、素晴らしい人々と出会い、綺麗な場所に住み、世界中を旅して、いくつかのトロフィーも獲得した」
「フットボールは素晴らしいスポーツだが、このビジネスは双方にとってうまくいかず、黒と白の両面があった。チェルシーファンのみんなにはこのようになってしまったことを謝罪する。みんなには好きなことをしているシャツを着て、最高な状態な僕を見てほしかった。幸運を祈っている」
MFドリンクウォーターがチェルシー退団を発表…ファンには謝罪も - SOCCER KING
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