仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティング事業を手掛けるCCCマーケティング(東京都渋谷区)は、全国15〜69歳の男女を対象に実施した「1歳刻み!7000万人の購買商品ランキング」の調査結果を発表した。
2020年12月1日〜21年11月30日に購入した「栄養ドリンク・エナジードリンク」を調査したところ、男女総合の1位は、アサヒ飲料の「モンスターエナジー 缶 355ml」だった。
2位はレッドブル・ジャパンの「レッドブルエナジードリンク 缶 250ml」、3位は大塚製薬の「オロナミンCドリンク 瓶 120ml」となった。
男性の購買ランキング
男性総合の購買ランキングを見ると、男女総合ランキングと同じく1位は「モンスターエナジー 缶 355ml」、2位は「レッドブルエナジードリンク 缶 250ml」だった。
男性19〜48歳は、「モンスターエナジー 缶 355ml」や、「レッドブルエナジードリンク 缶 250ml」などのエナジードリンクが1位を占めている。49歳以降は大正製薬の「リポビタンD 100ml×10本」、エスエス製薬の「エスカップ 100ml」などが上位にランクインしている。
男性総合4位にランクインしたサントリーホールディングスの「ZONe Ver.1.3.9 缶 500ml」は若年層に支持される傾向が見られた。佐藤製薬の「ユンケルローヤル200 100ml」や、興和の「キューピーコーワαドリンク 100ml」は、年齢が上がるにつれて支持された。CCCマーケティングは、「身体を意識し始める40代を境に、エナジードリンクから栄養ドリンクへシフトをする可能性がうかがえる」とコメントした。
関連記事
女性総合の購買ランキング
女性総合の購買ランキングは、1位が「オロナミンCドリンク 瓶 120ml」、2位は森永製菓の「エネルギーインゼリーK 180g」、3位も同じく森永製菓の「inゼリー エネルギー 180g」だった。
女性の年齢別ランキングにおいては、「オロナミンCドリンク 瓶 120ml」は全世代で5位以内にランクインしていた。また、「エネルギーインゼリーK 180g」「inゼリー エネルギー 180g」も幅広い年代の上位を占めた。
20代ではエナジードリンクが上位に登場しているが、35歳以降は順位が下がっていった。女性は30代を境に、エナジードリンクから栄養ドリンクへ購買行動がシフトする傾向が見られた。
今回の調査は、15〜69歳の男女を対象にしている。Tポイント提携先の購買データに基づいてランキングを作成。調査期間は20年12月1日〜21年11月30日。
関連記事
関連リンク
「栄養ドリンク・エナジードリンク」購買ランキング 3位は「オロナミンC」、2位と1位は? - ITmedia
Read More
No comments:
Post a Comment